ドイツで核融合炉からプラズマの持続に成功したと発表がありました。
核融合は太陽と同じプロセスなので、エネルギーは枯渇がありません。
そのため世界で研究が行われていますが、実用化が難しく、研究段階の状態です。
実用化するのでしょうか?
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ドイツの核融合炉「ステラレーター」と呼ばれる装置で研究しているのは、炉の中でヘリウムを超高温にしてプラズマ状態にする実験です。
原子の温度を上げていくと激しい熱運動で衝突して電子がはじき飛ばされます。
そして、電子を帯びた粒子とイオンの存在する期待の状態をプラズマといいます。
核融合は水素原子Hをプラズマ状態にしてぶつかることで膨大な熱エネルギーが発生します。
そのために、原子をプラズマ状態にするためマイクロ波レーザーで加熱します。
今回の研究では水素ではなく、ヘリウムを0.1秒の間プラズマ状態にすることに成功したということです。(将来的には30分の継続を目指しています)
これで、核融合の元である水素がプラズマ状態にできれば核融合反応を起こすことができるかもしれません。
しかし、研究には莫大な資金が必要となっています。
このプラズマ状態にするためのに大きな電力が必要となっていますので、もし発電させようとするならば核融合反応を持続させなければなりません。
その技術はまだこれからの課題となります。
核融合炉の実用化はこれから何十年も先になってしまうことでしょう!
その間に電気エネルギーを作り出す革新的なテクノロジーが開発されると、核融合の存在意義が失われるかもしれません。
ただ、エネルギーの枯渇問題が生じないので、実現して欲しいですね!
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